good words

Billy Joelが好きです。

Billy Joel - Stiletto 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「恋の切れ味 (スティレット)」です。

曲について

1978年に発売された6th album「52nd Street」に収録されています。

ビリー・ジョエルの狂気の女シリーズで非常にゾクゾクする一曲です。歌詞は依存する人間とそれに付け込む人間の関係についてですが、本当に恐ろしい関係が築かれていて主従関係の程度で言えば男女間や家族間、仕事の関係等で多かれ少なかれ珍しい話でもないのかなって感じます、そして案外身近にあるのかもしません。サックスが全体のムードを作り、ピアノの跳ねるようなリフが凄く印象的で緊張感を高めます、フィンガースナップも効果的に使われており、イントロは30秒強と長めだと思うのですがトランジションが効いていて飽きずに楽しめます。この曲と歌詞が相まって本当にスリルがあるんですよね、そこにビリーのボーカルが乗るわけですがやっぱり曲に合わせた歌い方が上手くて最高にかっこいい楽曲に仕上がってるんですよね。ビリーの曲の中でも特にクールな楽曲ではないでしょうか。クールと言えばKool G Rap & DJ PoloのRoad To The Riches(YouTube)という曲にもサンプリングされていますね。

和訳全文

彼女は君を切りつけ、さらに切る
それでも君は信じている
傷は生々しく、出血しているのも分かるが
君には離れる強さがない
君は彼女の思うがままになり
外に追い出され鍵を閉められ
心から血が流れるほどに傷付いているのに
そこに立って彼女に懇願して
心の底ではもっと欲しがっている
彼女が「許しが欲しい」と言うとき
それはとても巧妙な偽りで
彼女は見事にスティレットを使い
刃を見せることすらない

彼女は君を激しく切り、さらに深く切る
彼女は非常に優れたスキルを持っている
彼女が凄く魅力的で君は彼女が帰るのを待っている
顔を切りつけられたことだってある
君は出血したまま取り残され
逃げ出したくもなるけど
君に必要なものを彼女が与えてくれるから
そこに残り続けている
そして、彼女が君の静脈を探している間
彼女は愛情が必要だと言うんだ
彼女はスティレットを見事に使い
君は痛みを感じることもない

彼女は君を切り離したり切り捨てたり
彼女は君の人生を切り刻むけれど
君は切られる事を望んでいるから
何もしないだろう
君は彼女の思うがままになり
外に追い出され鍵を閉められ
心から血が流れるほどに傷付いているのに
そこに立って彼女に懇願して
心の底ではもっと欲しがっている
そして、彼女が君の静脈を探している間
彼女は愛情が必要だと言うんだ
彼女はスティレットを見事に使い
君は痛みを感じることもない

対訳

She cuts you once, she cuts you twice
But still you believe
The wound is so fresh you can taste the blood
But you don’t have strength to leave
You’ve been bought, you’ve been sold
You’ve been locked outside the door
But you stand there pleadin’
With your insides bleedin’
‘Cause deep down you want some more
When she says she wants forgiveness
It’s such a clever masquerade
She’s so good with her stiletto
You don’t even see the blade

彼女は君を切りつけ、さらに切る
それでも君は信じている
傷は生々しく、出血しているのも分かるが
君には離れる強さがない
君は彼女の思うがままになり
外に追い出され鍵を閉められ
心から血が流れるほどに傷付いているのに
そこに立って彼女に懇願して
心の底ではもっと欲しがっている
彼女が「許しが欲しい」と言うとき
それはとても巧妙な偽りで
彼女は見事にスティレットを使い
刃を見せることすらない

She cuts you hard, she cuts you deep
She’s got so much skill
She’s so fascinating that you’re still there waiting
When she comes back for the kill
You’ve been slashed in the face
You’ve been left there to bleed
You want to run away
But you know you’re gonna stay
‘Cause she gives you what you need
Then she says she needs affection
While she searches for the vein
She’s so good with her stiletto
You don’t really mind the pain

彼女は君を激しく切り、さらに深く切る
彼女は非常に優れたスキルを持っている
彼女は凄く魅力的で
君は彼女が帰るのを待っている
顔を切りつけられたことだってある
君は出血したまま取り残され
逃げ出したくもなるけど
君に必要なものを彼女が与えてくれるから
そこに残り続けている
そして、彼女が君の静脈を探している間
彼女は愛情が必要だと言うんだ
彼女はスティレットを見事に使い
君は痛みを感じることもない

She cuts you out, she cuts you down
She carves up your life
But you won’t do nothing
As she keeps on cutting
‘Cause you know you love the knife
You’ve been bought, you’ve been sold
You’ve been locked outside the door
But you stand there pleadin’
With your insides bleedin’
‘Cause deep down you want some more
Then she says she needs affection
While she searches for the vein
She’s so good with her stiletto
You don’t really mind the pain

彼女は君を切り離したり切り捨てたり
彼女は君の人生を切り刻むけれど
君は切られる事を望んでいるから
何もしないだろう
君は彼女の思うがままになり
外に追い出され鍵を閉められ
心から血が流れるほどに傷付いているのに
そこに立って彼女に懇願して
心の底ではもっと欲しがっている
そして、彼女が君の静脈を探している間
彼女は愛情が必要だと言うんだ
彼女はスティレットを見事に使い
君は痛みを感じることもない

Billy Joel - Getting Closer 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「ゲッティング・クローサー」です。

曲について

1986年に発売された10th album「The Bridge」に収録されています。

人々との関係について書かれたアルバムの最後を飾る曲ですが締めくくりとして業界(人)の批判と現在の明るい兆しが歌われています。ここで書かれた業界とは1st albumのCold Spring Harborで契約したレコード会社であるFamily Productionsと設立者のArtie Rippです、Cold Spring Harborではマスタリングのミスでテンポが早くなりビリーの声もおかしくなってしまったりと売り上げも芳しくなくビリーとレコード会社の関係は悪化していました。2nd albumのPiano ManからはColumbia Recordsに移籍し活動を始めましたが移籍を許す代わりに10th albumまで売り上げの4%をFamily Productionsが受け取るという契約で、つまりこれがFamily Productionsとの最後の契約だったんですね。これで手切れと思いきや最近では息子のAdam Rippがビリーの半生を映画化すると発表していました、曲の提供はしないとビリーが語っているのでその関係も明白です。ちなみにそれまでの楽曲の著作権と出版権はColumbia Recordsの社長をしていたWalter Yetnikoffによってビリーの誕生日にプレゼントされました、ビリーの音楽人生の中でも特に尊敬されていた人物ですね(オフィシャルサイト記事)。業界の批判としては"The Entertainer"人物としては"The Great Wall Of China"が同じテーマですね。それらと比べると楽観的で明るい心情が見えていてこの時の充実ぶりが伺えますね。その後を知っていると辛くもなりますが現在まで見ればGetting Closerと言えるのではないしょうか。音楽としてはソフトなロックでビリーのアイドルの一人であるスティーヴ・ウィンウッドがオルガンを弾いています。このアルバムは何かと言われたりするのですがGetting Closerを聞くと気持ちがすっきりします。

和訳全文

真実を探してみたら
無知な私の世界は
私を踏みつけてきた詐欺師達が支配していた
彼らの財産を数え上げたら
裕福になっていたことに気付いた
でも、彼らは全てを奪えなかった
彼らに復讐だ

失ったものはかなり多いけど
私はまだ自分を見失ってない
彼らが奪ったものは返ってこないけど
私の魂まで奪うことはできなかった
そして、私が上手くやれなくても
それでも、私は真実に近づいている
まだまだ遠くまで行く、迷いはない
私は近づいている

プロによって搾取されたもの
それが全てではない
契約は守らなければならないが
私は夢を諦めていなかった
経験としてみれば無駄じゃなかった
最近じゃ欠けていたピースが
うまくはまっていくんだ

何とかして戻ってやり直せるとしても
それほど変わらないだろうね
分かるんだ
馬鹿なことをしてきたって後悔している
それでも近づいている
まだすべての答えはないけど
私は近づいているんだ

トパンガからベルリンまで
あらゆる悪党の標的にされた
私は彼らが侵入してきたら
追い出す事を学ぶべきだった
スイスの銀行に奪われた青春を預けてある
私は大丈夫
なぜなら法律があっても
真実は隠すことが出来ないんだ

君は言うだろうね
私はまだ世間知らずなんだって
でも、信念を失くさない
信じてるんだ

もし上手くやれなくても
それでも真実に近づいてる
まだまだ遠くに行く、迷いはない
私は近づいている

対訳

I went searching for the truth
But in my innocence I found
All the con men and their acrobats
Who stomped me in the ground
If I count up their percentages
I know they’re getting rich
But they haven’t taken everything
Those paybacks are a bitch

真実を探してみたら
無知な私の世界は
私を踏みつけてきた詐欺師達が支配していた
彼らの財産を数え上げたら
裕福になっていたことに気付いた
でも、彼らは全てを奪えなかった
彼らに復讐だ

Though I’ve lost quite a lot
I am still in control
They can keep what they’ve got
But they can’t have my soul
And if I don’t have this all worked out
Still I’m getting closer, getting closer
I still have far to go no doubt
But I’m getting closer, getting closer

失ったものはかなり多いけど
私はまだ自分を見失ってない
彼らが奪ったものは返ってこないけど
私の魂まで奪うことはできなかった
そして、私が上手くやれなくても
それでも、私は真実に近づいている
まだまだ遠くまで行く、迷いはない
私は近づいている

What was ripped off by professionals
Is not all that it seems
While I must live up to contracts
I did not give up my dreams
If I see it as experience
It hasn’t gone to waste
Lately all the missing pieces
Have been falling into place

プロによって搾取されたもの
それが全てではない
契約は守らなければならないが
私は夢を諦めていなかった
経験としてみれば無駄じゃなかった
最近じゃ欠けていたピースが
うまくはまっていくんだ

And if I could go back and start over somehow
I would not change that much
Knowing what I know now
Though there have been sins
I will regret
Still I’m getting closer, getting closer
I don’t have all the answers yet
But I’m getting closer, getting closer

何とかして戻ってやり直せるとしても
それほど変わらないだろうね
分かるんだ
馬鹿なことをしてきたって後悔している
それでも近づいている
まだすべての答えはないけど
私は近づいているんだ

I’m a mark for every shyster
From Topanga to Berlin
And I should have learned to kick them out
As soon as they crawled in
So to every bank in Switzerland
That stores my stolen youth
I’m alright because despite the laws
You cannot hide the truth

トパンガからベルリンまで
あらゆる悪党の標的にされた
私は彼らが侵入してきたら
追い出す事を学ぶべきだった
スイスの銀行に奪われた青春を預けてある
私は大丈夫
なぜなら法律があっても
真実は隠すことが出来ないんだ

And although you will say
I am still too naive
But I have not lost faith
In the things I believe

君は言うだろうね
私はまだ世間知らずなんだって
でも、信念を失くさない
信じてるんだ

And if I don’t have this all worked out
Still I’m getting closer, getting closer
I still have far to go no doubt
But I’m still getting closer, getting closer

もし上手くやれなくても
それでも真実に近づいてる
まだまだ遠くに行く、迷いはない
私は近づいている

Billy Joel - Travelin' Prayer 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「流れ者の祈り」です。

曲について

1973年に発売された2nd album「Travelin' Prayer」に収録されています。

初期のビリー・ジョエルによるブルーグラス・ポップなテンポの早いカントリーソングで、ライブverだとスタジオverより更にテンポが早くなり聞いていて楽しいです。ビリーのピアノ演奏を聞く(見る)ならこの曲は外せませんね。そして楽曲を特徴的に彩るのがバンジョーで見事に雰囲気を作り出して、奏者はバンジョーの名手でブルーグラスのバンドをやっているエリックワイズバーグが担当しています。ビリーのピアノ演奏もバンジョーの演奏の仕方を参考にした弾きかたなんだそうです。旅に出る友人に向けて作った歌で宗教を持たないビリーが祈りかた知らないので歌で表現したという経緯だそうです。歌詞の一文にもそれを表している箇所がありますね。本当に友達思いですよね、これだけ思ってもらえるなんて嬉しいものです。現代ではスマホやPCで地球のどこでも大抵は連絡を取り合って安全の確認等出来るでしょうけど当時はどうだったんですかね、70年代には電話はすでに普及してたと思うのですが今ほど気軽にというわけでなかった感じですかね。大切な人だと特にちょっとしたスケジュールの変更や連絡が途絶えると心配になりますし、祈る気持ちがよく分かります。この曲はドリー・パートンがカバーしていてグラミー賞のボーカル部門にもノミネートされたそうです「Shameless」もガース・ブルックスにカバーされましたがビリーはカントリーとの相性も良いんですよね。

和訳全文

主よ、周りを全て見渡して
彼女がどこにいるのか探してください
主よ、今夜は彼女を見ていてくれませんか
海の向こうの遠く離れたところにいるのです
主よ、彼女と私が無事でいられるように
上手くやれるように今夜は見守っていてください

主よ、今夜は素敵な夢を見られるように
彼女を見守っていてくれませんか
今言ったように彼女を導いてください
そして彼女の足が疲れないように
主よ、今夜は彼女を見守っていてください
彼女が家に帰るまで、私と一緒になるまで
無事でいられるようにしてください

主よ、今夜もし彼女が空の下で眠っていたら
何かしてやってもらえませんか
彼女が眠っている地面がいつも乾いていて
そして暖かく、あまり雨を降らせないように
彼女は泣くのが嫌いだから痛みから遠ざけてください

主よ、今夜は彼女を見守っていてください
私は祈り方を知らないから
この歌は奇妙に思われるでしょう
彼女の心に安らぎを与えてやってください
もし時間があれば、いつでもに会いたいと伝えてください

主よ、周りを全て見渡して
彼女がどこにいるのか探してください
主よ、今夜は彼女を見ていてくれませんか
海の向こうの遠く離れたところにいるのです
主よ、今夜は彼女を見守っていてください
彼女が家に帰るまで、私と一緒になるまで
無事でいられるようにしてください

対訳

Hey Lord, take a look all around
And I'd a-find where my baby's gonna be.
Hey Lord, would ya look out for her tonight
'Cause she is far across the sea.
Hey Lord, would ya look out for her tonight
And make sure that she's gonna be alright
And things are gonna be alright with me.

主よ、周りを全て見渡して
彼女がどこにいるのか探してください
主よ、今夜は彼女を見ていてくれませんか
海の向こうの遠く離れたところにいるのです
主よ、彼女と私が無事でいられるように
上手くやれるように今夜は見守っていてください

Hey Lord, would ya look out for her tonight
And make sure that all her dreams are sweet.
Said now, would ya guide her on the roads
And make them softer for her feet.
Hey Lord, would ya look out for her tonight
And make sure that she's gonna be alright
Until she's home and here with me.

主よ、今夜は素敵な夢を見られるように
彼女を見守っていてくれませんか
今言ったように彼女を導いてください
そして彼女の足が疲れないように
主よ、今夜は彼女を見守っていてください
彼女が家に帰るまで、私と一緒になるまで
無事でいられるようにしてください

Hey, Lord would ya look out for her tonight
If she is sleepin' under the sky.
Said now, make sure the ground she's sleepin' on
Is always warm and dry.
Ummm, don'tcha give her too much rain,
Try to keep her away from pain
Because my baby hates to cry.

主よ、今夜もし彼女が空の下で眠っていたら
何かしてやってもらえませんか
彼女が眠っている地面がいつも乾いていて
そして暖かく、あまり雨を降らせないように
彼女は泣くのが嫌いだから痛みから遠ざけてください

Hey Lord, would ya look out for her tonight
'Cause it gets rough along the way.
Said now, this song seems strange is just because
I don't know how to pray.
Ummm, won'tcha give her peace of mind,
And if you ever find the time
Won'tcha tell her I miss her everyday.

主よ、今夜は彼女を見守っていてください
私は祈り方を知らないから
この歌は奇妙に思われるでしょう
彼女の心に安らぎを与えてやってください
もし時間があれば、いつでもに会いたいと伝えてください

Hey Lord, take a look all around
And I'd a-find where my baby's gonna be.
Hey Lord, would ya look out for her tonight
'Cause she is far across the sea.
Hey Lord, would ya look out for her tonight
And make sure that she's gonna be alright
Until she's home and here with me.
With me.

主よ、周りを全て見渡して
彼女がどこにいるのか探してください
主よ、今夜は彼女を見ていてくれませんか
海の向こうの遠く離れたところにいるのです
主よ、今夜は彼女を見守っていてください
彼女が家に帰るまで、私と一緒になるまで
無事でいられるようにしてください

Billy Joel - The Stranger 和訳

邦題は、ビリー・ジョエルストレンジャー」です。

曲について

1977年に発売された5th album「The Stranger」に収録されています。

大傑作アルバムの表題曲で、ソングライターとしてのビリーの才能が遺憾なく発揮された楽曲です。イントロで侘しさをまとったメロディーと口笛から始まり、これがユニークで情感たっぷりなのですが、ここから耳を突き刺すような激しいギターが入りグルーブ感に溢れた曲に変わります、そして最後はまたイントロのように静かにピアノと共にフェードアウトしていきます。静かな人の内面にはこの曲のように激しい感情が渦巻いているんでしょうね。曲だけでも楽しく聞けるのですが何と言っても歌詞が良いんですよね。謎めいていて怖い人間の内面を描写していて多くの人が共感し考えさせられるのではないでしょうか、否定出来ない事実を突きつけられます。人はいろんな顔を持ち人や状況に合わせて使い分ける訳ですが当然悪いことだけではなく良いこともあり欲望に抗えないのも人間です。いろんな顔があるんですよね。私もありますし、自分では気付いていない顔もあるのかもしれません。そして身近な人や友人にも全く知らない別の顔があるのかも……と考えると怖いですね。Post Chorus(サビの後ろ)にあたる“Don't be afraid to try again”から始まる節の解釈がまだしきれていないので、改善の余地があると思います。音楽として聞いていても飽きないし、詩を読み込んでみても面白く楽しいです。アメリカではシングルとして発売されなかったのですが日本ではシングルとして発売されCM等にも使わた事もありオリコンチャートで2位まで到達したそうです、現在ではHonestyかPiano Manという感じですが、当時はThe Strangerも人気だったんですね、素晴らしいセンスです!そしてこの記事の更新日の5月9日はビリーさんの誕生日という事で、おめでとうございます、これからも元気にライブを続けてほしいですね。MSGの月例公演もメモリアルの100回までもう少しです。

和訳全文

人は誰しも顔を持っていて
永遠に隠しておきたい顔もある
誰もいなくなったときに
それらを取り外して自分を見せる
サテンもあればスチールもある
シルクもあればレザーだってある
見知らぬ人の顔だけど
私たちはそれらを好んで身につける

私たちはみんな危険を考えずに恋に落ちる
その誰もが多くの秘密を共有していて
決して言えないこともある
見知らぬ一面を見たことがない事に
どうしてそんなに驚くんだ?
自分の隠した一面を恋人に見せた事がある?

恐れずにもう一度やってみるんだ
誰でも時々うまくいかない事がある
なぜ君に出来たことが
他の人には出来ないと思うの?
そろそろ理解したほうがいい
君もすでに経験しているんだから

かつて、私は信じていた
私はかなりのロマンチストで
ある女性の家に行ったけど
それが誰か分からなかった
彼女に理由を迫ったとき
答えることを拒否された
その時、私は見知らぬ人を感じて
眉間を蹴られたような衝撃だった

私たちはみんな危険を考えずに恋に落ちる
その誰もが多くの秘密を共有していて
決して言えないこともある
見知らぬ一面を見たことがないのに
どうしてそんなに驚くんだ?
自分の隠した一面を恋人に見せた事がある?

恐れずにもう一度やってみるんだ
誰でも時々うまくいかない事がある
なぜ君に出来たことが
他の人には出来ないと思うの?
そろそろ理解したほうがいい
君もすでに経験しているんだから

君には理解出来ないだろう
見知らぬ人にどのように触発されるのか
それは常に悪ではなく
間違っているわけでもない
君が善意に溺れて良いことをしようが
悪い状況を変える事なんて出来ない
けど見知らぬ人が近づいたとき
君はそれを抑えられないんだ

対訳

Well we all have a face
That we hide away forever
And we take them out and show ourselves
When everyone has gone
Some are satin some are steel
Some are silk and some are leather
They're the faces of the stranger
But we love to try them on

人は誰しも顔を持っていて
永遠に隠しておきたい顔もある
誰もいなくなったときに
それらを取り外して自分を見せる
サテンもあればスチールもある
シルクもあればレザーだってある
見知らぬ人の顔だけど
私たちはそれらを好んで身につける

Well, we all fall in love
But we disregard the danger
Though we share so many secrets
There are some we never tell
Why were you so surprised
That you never saw the stranger
Did you ever let your lover see
The stranger in yourself?

私たちはみんな危険を考えずに恋に落ちる
その誰もが多くの秘密を共有していて
決して言えないこともある
見知らぬ一面を見たことがない事に
どうしてそんなに驚くんだ?
自分の隠した一面を恋人に見せた事がある?

Don't be afraid to try again
Everyone goes south
Every now and then
You've done it, why can't someone else?
You should know by now
You've been there yourself

恐れずにもう一度やってみるんだ
誰でも時々うまくいかない事がある
なぜ君に出来たことが
他の人には出来ないと思うの?
そろそろ理解したほうがいい
君もすでに経験しているんだから

Once I used to believe
I was such a great romancer
Then I came home to a woman
That I could not recognize
When I pressed her for a reason
She refused to even answer
It was then I felt the stranger
Kick me right between the eyes

かつて、私は信じていた
私はかなりのロマンチストで
ある女性の家に行ったけど
それが誰か分からなかった
彼女に理由を迫ったとき
答えることを拒否された
その時、私は見知らぬ人を感じて
眉間を蹴られたような衝撃だった

Well, we all fall in love
But we disregard the danger
Though we share so many secrets
There are some we never tell
Why were you so surprised
That you never saw the stranger
Did you ever let your lover see
The stranger in yourself?

私たちはみんな危険を考えずに恋に落ちる
その誰もが多くの秘密を共有していて
決して言えないこともある
見知らぬ一面を見たことがない事に
どうしてそんなに驚くんだ?
自分の隠した一面を恋人に見せた事がある?

Don't be afraid to try again
Everyone goes south
Every now and then
You've done it why can't someone else?
You should know by now
You've been there yourself

恐れずにもう一度やってみるんだ
誰でも時々うまくいかない事がある
なぜ君に出来たことが
他の人には出来ないと思うの?
そろそろ理解したほうがいい
君もすでに経験しているんだから

You may never understand
How the stranger is inspired
But he isn't always evil
And he isn't always wrong
Though you drown in good intentions
You will never quench the fire
You'll give in to your desire
When the stranger comes along.

君には理解出来ないだろう
見知らぬ人にどのように触発されるのか
それは常に悪ではなく
間違っているわけでもない
君が善意に溺れて良いことをしようが
悪い状況を変える事なんて出来ない
けど見知らぬ人が近づいたとき
君はそれを抑えられないんだ

Billy Joel - Running on Ice 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「ランニング・オン・アイス」です。

曲について

1986年に発売された10th album「The Bridge」に収録されています。

ピアノの音も特徴的ですがリバティのドラミングが全編に渡って冴えていますね。氷の上を滑るような、その歌詞にあるような不穏さを音楽が表現していてとても面白い楽曲です。The Bridgeの1曲ですがやはりこのアルバムは侮れません。歌詞も80年代に書かれたものですが現代社会にも通ずるものがあると思います、少しはオープンになった気もしますが、管理社会という意味では年々その体制が強まっている感じもあるのでより身近に感じますね。Pressureと合わせて映画にしたら面白いんじゃないかとずっと思っていたんですがThe officeというドラマのThreat Level MidnightというエピソードでPressureとRunning on Iceが使われていたんですね。日本では現在Huluで見られるようですね。スティーブ・カレルも好きですし是非見てみたいですが、この曲にたどり着くのはシーズン7の17話なので長いですね…。訳文に関しては珍しく上手く書けたなぁと感じています。

和訳全文

この街には緊迫感が張り詰めていて
僕の中でも高まっていくのが分かる
都会で暮らすのって不安になるんだ

都会人ぶるのが優れてるなんて理解出来ないよ
意識が高い人達の世界はさ
みんな下心にまみれて生きてるんだ

時々思うよ、氷の上を走ってるような感じ
あまりにも長い間、代償を払ってるからさ
氷の上を走るって事がなんか分かった気がするよ
僕の人生はどこで間違えんだろう

僕は知性と教養があって国際的に洗練された
文明的な経験を持ったテクノロジーの集大成

でも、僕はみんなが溜め込んだガラクタを運んでる
公務員に管理された統計的な存在でしかないんだ

君はもう行かなくちゃいけないよ
とまっちゃいけないんだ

急いで問題を解決しても
振り向くたびに新しい災害が起きる
消化したと思ったらまた別のビルが燃えている

彼らはこの出世街道が僕の道だって言うんだよ
でも僕はどこに連れて行かれるんだろう
産業廃棄物、哀れな状況、出世競争
僕はもう耐えられない

氷の上を走ってるから止まれないんだ
遠くまで連れて行ってほしい
氷の上を走ったせいで気持ち悪いんだ
僕の人生はどこで間違えんだろう

君はもう行かなくちゃいけないよ
とまっちゃいけないんだ

氷の上を走るんだ...
氷の上を走る...
氷の上を...

対訳

There’s a lot of tension in this town
I know it’s building up inside of me
I’ve got all the symptoms and the side effects
Of city life anxiety

この街には緊迫感が張り詰めていて
僕の中でも高まっていくのが分かる
都会で暮らすのって不安になるんだ

I could never understand why the urban attitude
Is so superior
In a world of high rise ambition
Most people’s motives are ulterior

都会人ぶるのが優れてるなんて理解出来ないよ
意識が高い人達の世界はさ
みんな下心にまみれて生きてるんだ

Sometimes I feel as though I’m running on ice
Paying the price too long
Kind of get the feeling that I’m running on ice
Where did my life go wrong

時々思うよ、氷の上を走ってるような感じ
あまりにも長い間、代償を払ってるからさ
氷の上を走るって事がなんか分かった気がするよ
僕の人生はどこで間違えんだろう

I’m a cosmopolitan sophisticate
Of culture and intelligence
The culmination of technology
And civilized experience

僕は知性と教養があって国際的に洗練された
文明的な経験を持ったテクノロジーの集大成

But I’m carrying the weight of all the useless junk
A modern man accumulates
I’m a statistic in a system
That a civil servant dominates

でも、僕はみんなが溜め込んだガラクタを運んでる
公務員に管理された統計的な存在でしかないんだ

And all that means is that I’m running on ice
Caught in a vise so strong
I’m slipping and sliding, cause I’m running on ice
Where did my life go wrong

強いプレッシャーの中で止まる事は許されない
スリップしてスライドして氷の上では止まれないんだ
僕の人生はどこで間違えんだろう

You’ve got to run
You’ve got to run

君はもう行かなくちゃいけないよ
とまっちゃいけないんだ

As fast as I can climb
A new disaster every time I turn around
As soon as I get one fire put out
There’s another building burning down

急いで問題を解決しても
振り向くたびに新しい災害が起きる
消化したと思ったらまた別のビルが燃えている

They say this highway’s going my way
But I don’t know where it’s taking me
It’s a bad waste, a sad case, a rat race
It’s breaking me

彼らはこの出世街道が僕の道だって言うんだよ
でも僕はどこに連れて行かれるんだろう
産業廃棄物、哀れな状況、出世競争
僕はもう耐えられない

I get no traction cause I’m running on ice
It’s taking me twice as long
I get a bad reaction cause I’m running on ice
Where did my life go wrong

氷の上を走ってるから止まれないんだ
遠くまで連れて行ってほしい
氷の上を走ったせいで気持ち悪いんだ
僕の人生はどこで間違えんだろう

You’ve got to run
You’ve got to run
Running on ice
Running on ice
Running on ice

君はもう行かなくちゃいけないよ
とまっちゃいけないんだ

氷の上を走るんだ...
氷の上を走る...
氷の上を...

Billy Joel - Falling Of The Rain 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「フォーリング・オブ・ザ・レイン」です。

曲について

1971年に発売された1st album「Cold Spring Harbor」に収録されています。

雨が降るようなピアノの旋律が特徴的なこの曲ですが、歌詞も特徴的で童話のような話におり、曲は3分にも満たないのですが圧倒されます。主人公の男性は自然の中で絵を描く生活をしています、この男性は少年の頃に髪を三つ編みにした少女に恋をしますが、何らかの理由で実る事が無かったのか失ってしまったのか……少年にとって少女が雨の中で歌う姿が印象にあり雨が降るたびに少女を思い出し忘れられず時が経ち、人里離れた夢の国で絵を描く男になる。という顛末のお話ですね。エンディングでは自分の力で変えようとするのが困難でも時が解決してくれるという事が語られています。夢の国という設定から実際に森などの舞台ではなく男性(少年)の心象風景ですかね、現実的に見ると様々な理由で別れを経験した時の落ち込んだ心はコントロール出来ず立ち直る難しく時が解決してくれるという、テーマは“And So It Goes”に似ていると思います、ビリーはこの曲の歌詞を嫌っているそうなので同じテーマを書き直したのではないかとも思います。主人公の男性のシーンでは雨がネガティブに表現されますが、雨を嫌がらずその中でも喜んで歌を歌ってみせる少女は対極的ですね。歌詞も童話的かつ実生活に置き換えて読む事が出来る面白い歌詞なのでいろいろ考えてみたり楽しいのですが、英語だと印象が違うんですかね?また英語を学ぶうちにそういった面も感じ取れるようになったらいいなと思います。

和訳全文

昔、霧のかかるサテンの夢の国に家があった
その家には自然を描く男が住んでいて
彼は木々や野原や動物や小川を描き
雨の降る音も聞かずに暮らしていた
いや、彼は雨の降る音が聞こえていなかった

新緑の森に髪を三つ編みにした少女が住んでいた
彼女は歌いながら森の空き地を歩き回っていて
雨が降り始めると喜び
顔が雨で濡れるのも気にせずに歌った 
いや、彼女は雨の降るのを嫌がらなかった
いつまでも思い出のままなのだろうか?
雨が降り始めたら感じるだろうか?
けど、隣に君のいない雨の日なんて
知りたくないし見たくもないんだ、あぁ。

人混みから遠く離れた丘の上には
頭を下げ地面に目をやる少年がいる
彼は無力で心は絶望に満たされていた
彼は待っているが雨が降るのを見たことはない
いや、彼は雨が降るのを見ることはないのだろう
いつまでも思い出のままなのだろうか?
雨が降り始めたら感じるだろうか?
けど、隣に君のいない雨の日なんて
知りたくないし見たくもないんだ、あぁ。

そして今、少年は一日中座って絵を描く男になったが
髪を三つ編みにした少女はどこかに消えてしまった
そして、時間が物事を解決させたようだ
変える事なんて出来ない、雨は振り続けるし
雨が降るのを止めるなんて事は出来ないのだから

対訳

Once upon a time in the land of misty satin dreams there stood a house
And a man who painted nature scenes.
He painted trees
And fields and animals and streams
And he stayed and he didn’t hear the falling of the rain
No, he didn’t hear the falling of the rain

昔、霧のかかるサテンの夢の国に家があった
その家には自然を描く男が住んでいて
彼は木々や野原や動物や小川を描き
雨の降る音も聞かずに暮らしていた
いや、彼は雨の降る音が聞こえていなかった

In the forest green lived a girl who put her hair in braids and she sang
As she walked all about the wooded glades.
She was glad when the rain came falling on her face
And she sang, ’cause she didn’t mind the falling of the rain
No, she didn’t mind the falling of the rain
Will it always be the same as we recall?
Does it touch you when the rain begins to fall?
Ah, but I don’t want to know and I don’t want to see
Another rainy day without you lying next to me, ah.

新緑の森に髪を三つ編みにした少女が住んでいた
彼女は歌いながら森の空き地を歩き回っていて
雨が降り始めると喜び
顔が雨で濡れるのも気にせずに歌った 
いや、彼女は雨の降るのを嫌がらなかった
いつまでも思い出のままなのだろうか?
雨が降り始めたら感じるだろうか?
けど、隣に君のいない雨の日なんて
知りたくないし見たくもないんだ、あぁ。

High upon a hill far away from the dusty crowd is a boy
With his eyes on the ground, his head is bowed.
He’s a fool and his mind is filled with hopeless dreams
And he waits, but he will not see the falling of the rain
No, he will not see the falling of the rain
Will it always be the same as we recall?
Does it touch you when the rain begins to fall?
Ah, but I don’t want to know and I don’t want to see
Another rainy day without you lying next to me, ah.

人混みから遠く離れた丘の上には
頭を下げ地面に目をやる少年がいる
彼は無力で心は絶望に満たされていた
彼は待っているが雨が降るのを見たことはない
いや、彼は雨が降るのを見ることはないのだろう
いつまでも思い出のままなのだろうか?
雨が降り始めたら感じるだろうか?
けど、隣に君のいない雨の日なんて
知りたくないし見たくもないんだ、あぁ。

So now the boy becomes the man who sits and paints all day,
But the girl with the braids in her hair has gone away.
And it seems that time has brought things to an end.
Nothing’s changed, ’cause you can’t stop the falling of the rain,
Can’t stop the falling of the rain.

そして今、少年は一日中座って絵を描く男になったが
髪を三つ編みにした少女はどこかに消えてしまった
そして、時間が物事を解決させたようだ
変える事なんて出来ない、雨は振り続けるし
雨が降るのを止めるなんて事は出来ないのだから

Billy Joel - Los Angelenos 和訳

邦題は、ビリー・ジョエルロスアンジェルス紀行」です。

曲について

1974年に発売されたth album「Streetlife Serenade」に収録されています。また1981年に発売されたライブアルバム「Songs in the Attic」にも収録されています。有名になる前の楽曲集ですがこちらも素晴らしいアルバムです。

Cold Spring Harbor,Piano Manとシンガソングライターとしての感じが強かったのですがこのアルバムでロックらしい曲が来た感じがしますね、それでも全体で見るとまだまだシンガソングライターとしてビリー・ジョエルの方が圧倒的に強いと思いますが。キーボードかシンセサイザーなのかちょっと分からないんですが異国感と太陽の熱を感じさせてくれる面白く楽しい曲です。邦題のロスアンジェルス紀行って最初しっくりこなかったんですが、今ではビリーがロサンゼルスに拠点を移していた時に見て感じていた世界を日記や手紙に書くように綴った感じがして結構良いんじゃないかと思ったりもします。実際この当時の人達がどんな暮らしをしていたか分からないですが、現在でもヒスパニックを筆頭に様々な人種の人々が暮らしていて、良く晴れていて山があり渓谷などの大自然も近くに多いイメージがあり、逆にニューヨークは寒く摩天楼に囲まれていて、いつも忙しそうにしているイメージがありますが、それは主にマンハッタンですね。日本でも北海道と沖縄でまるで違いますし、合う合わないはきっとあるんでしょう。ビリーにはロサンゼルスは合わなかったそうです。

4月25日のMSGのライブで42年ぶりに演奏されました!前回のライブが81年のSparksでの演奏だったので公式のMV用のライブ映像が最後だったんですね。こうして屋根裏で忘れたれていた曲を演奏してくれるのは嬉しいですね。

和訳全文

ロサンゼルスの人々
太陽の下で生きるため
どこからか集まる
ファンキーな流れ者たち
中西部の女性たちは
色褪せたハイヒールを履いていて
ニューヨークのカウボーイ達と一緒に
真新しいスポーツカーに乗っている

山に隠れて
渓谷に身をひそめ
スペイン語の名前が付けられた
ストリートで日々を過ごし
ハリウッドの街で現地の人と愛し合い
失われた時間を取り戻している

ロサンゼルスの人々
みんなどこかから来ていて
知り合いになるのも簡単
活発で刺激的な若者たちが
ジーンズを履いて暇を持て余している
そんな魅力的で教養を持った学生たち

メキシコ人の船員たちは
メキシコ産のマリファナ吸って
ビーチで日焼けをしている
誰も難民のような思いをしない
ガレージに入りエキゾチックなマッサージで
失われた時間の埋め合わせをする

山に隠れて
渓谷に身をひそめ
スペイン語の名前が付けられた
ストリートで日々を過ごし
ハリウッドの街で現地の人と愛し合い
失われた時間を取り戻している

ロサンゼルスの人々
みんなどこからか集まっている
それはとても多様で馴染み深い人々

対訳

Los Angelenos
All come from somewhere
To live in sunshine
Their funky exile
Midwestern ladies
High-heeled and faded
Driving sleek new sports cars
With their New York cowboys

ロサンゼルスの人々
太陽の下で生きるため
どこからか集まる
ファンキーな流れ者たち
中西部の女性たちは
色褪せたハイヒールを履いていて
ニューヨークのカウボーイ達と一緒に
真新しいスポーツカーに乗っている

Hiding up in the mountains
Laying low in the canyons
Going nowhere on the streets
With the Spanish names
Making love with the natives
In their Hollywood places
Making up for all the time gone by

山に隠れて
渓谷に身をひそめ
スペイン語の名前が付けられた
ストリートで日々を過ごし
ハリウッドの街で現地の人と愛し合い
失われた時間を取り戻している

Los Angelenos
All come from somewhere
'cause it's all so easy
To become acquainted
Electric babies
Blue-jeaned and jaded
Such hot sweet schoolgirls
So educated

ロサンゼルスの人々
みんなどこかから来ていて
知り合いになるのも簡単
活発で刺激的な若者たちが
ジーンズを履いて暇を持て余している
そんな魅力的で教養を持った学生たち

Tanning out in the beaches
With their Mexican reefers
No one ever has to feel
Like a refugee
Going into garages
For exotic massages
Making up for all the time gone by

メキシコ人の船員たちは
メキシコ産のマリファナ吸って
ビーチで日焼けをしている
誰も難民のような思いをしない
ガレージに入りエキゾチックなマッサージで
失われた時間の埋め合わせをする

Hiding up in the mountains
Laying low in the canyons
Going nowhere on the streets
With the Spanish names
Making love with the natives
In their Hollywood places
Making up for all the time gone by

山に隠れて
渓谷に身をひそめ
スペイン語の名前が付けられた
ストリートで日々を過ごし
ハリウッドの街で現地の人と愛し合い
失われた時間を取り戻している

Los Angelenos
All come from somewhere
It's so familiar
Their foreign faces

ロサンゼルスの人々
みんなどこからか集まっている
それはとても多様で馴染み深い人々