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Billy Joelが好きです。

Billy Joel - Somewhere Along The Line 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「小雨降るパリ」です。

曲について

1973年に発売された2nd album「Piano Man」に収録されています。
このアルバムが発表された時にビリーは24歳でした、まだまだ若い青年と呼べる歳なんですが、この曲のテーマはとても大人っぽくおじさんっぽいです。ただこの曲をおじさんになってから歌うんじゃ面白みはないですし、この歳だからこそ世に出す意味も確かにありそうに感じます。若い頃は確かになんでも出来る気がして若い気分のまま恐れずに好きな事を出来たのですが段々と後のこと考えたりしてしまったり。歌詞はやや辛気臭いのですが曲は壮大で洒落た感じの品もありビリーも気持ちよさそうに歌っていて本当に素晴らしいです。おそらく若い頃に聞いた時と歳を重ねて聞いて見るとある段階ごとに頷くことになるのでしょうね。ビリーの曲を聞いているとよく思うのですが洞察力が凄くあるんですよね、この曲もそんな一曲だと思います。邦題の「小雨降るパリ」は洒落ててそれ自体は良いと思うんですが内容からするとおそらくずぶ濡れですよね、テーマからも若干ずれてるように思うけど「Somewhere Along The Line」って一言で表すのは難しそうですし、いろいろ考えた結果こうなったのかと想像します。

和訳全文

さて、雨が降る夜のパリで
私はセーヌ川の傍らに座っている
ヨーロッパの雨に濡れるのは心地よくて
今、腹の中は高級料理とワインで満たされている
ああでも朝には支払わなきゃいけない
いつかどこかで
朝になれば支払いが待っているんだ
いつかその時がやってくる

手には火の付いたスイートバージニアシガレット
かつては私の友人だったけど、今は理解してる
私の体をしばらく蝕み続けた
いつかどこかで
支配されるところだった
その時がくる
まあ、時間の問題なんだろうけど
楽しみも尽きて家賃の期限も迫ってる
いつかその時がやってくる

彼女を愛しているし失望なんかさせない
昔はあちこちで愛を求めていた時もあった
いま私は満足していて彼女も元気そうだが
満足を得るために金が必要になる
いつかどこかで
君は満足を得るために金が必要になる
いつかその時がやってくる

若者である事は素晴らしい
思うままに生きるのも良いことだ
そう、若者は自分を王のように思っているが
老いた弱々しい男もすぐそばにいるんだ
それはきっと彼に追いつく
いつかどこかで
きっと彼もそうなるんだ
その時がやってくる

対訳

Well, it’s a rainy night in Paris,
And I’m sitting by the Seine,
It’s a pleasure to be soaking in the European rain,
Now my belly’s full of fancy food and wine
Oh but in the morning there’ll be hell to pay
Somewhere along the line
In the morning there’ll be hell to pay
Somewhere along the line

さて、雨が降る夜のパリで
私はセーヌ川の傍らに座っている
ヨーロッパの雨に濡れるのは心地よくて
今、腹の中は高級料理とワインで満たされている
ああでも朝には支払わなきゃいけない
いつかどこかで
朝になれば支払いが待っているんだ
いつかその時がやってくる

Sweet Virginia cigarette burnin’ in my hand
Well you used to be a friend of mine but now I understand
You’ve been eating up inside me for some time
Oh and I know you’re gonna get me
Somewhere along the line
Well I know you’re gonna get me
Somewhere along the line
Somewhere along the line
Well I know it’s just a matter of time
Well the fun falls through and the rent comes due
Somewhere along the line

手には火の付いたスイートバージニアシガレット
かつては私の友人だったけど、今は理解してる
私の体をしばらく蝕み続けた
いつかどこかで
支配されるところだった
その時がくる
まあ、時間の問題なんだろうけど
楽しみも尽きて家賃の期限も迫ってる
いつかその時がやってくる

Well you know I love my woman,
And I would not let her down,
And I did my share of lovin’ when I used to get around
Now I’m satisfied,
And she is lookin’ fine
Oh but you pay for your satisfaction
Somewhere along the line
But you pay for your satisfaction
Somewhere along the line

彼女を愛しているし失望なんかさせない
昔はあちこちで愛を求めていた時もあった
いま私は満足していて彼女も元気そうだが
満足を得るために金が必要になる
いつかどこかで
君は満足を得るために金が必要になる
いつかその時がやってくる

Hey it’s good to be a young man
And to live the way you please
Yes a young man is the king of ev’ry kingdom that he sees
But there’s an old and feeble man not far behind
Oh that surely will catch up to him
Somewhere along the line
That surely will catch up to him
Somewhere along the line

若者である事は素晴らしい
思うままに生きるのも良いことだ
そう、若者は自分を王のように思っているが
老いた弱々しい男もすぐそばにいるんだ
それはきっと彼に追いつく
いつかどこかで
きっと彼もそうなるんだ
その時がやってくる