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Billy Joelが好きです。

Billy Joel - The Ballad Of Billy The Kid 和訳

邦題はビリー・ジョエル「さすらいのビリー・ザ・キッド」です。

曲について

1973年に発売された2nd album「Piano Man」に収録されています。また1981年に発売されたライブアルバム「Songs in the Attic」にも収録されています。有名になる前の楽曲集ですがこちらも素晴らしいアルバムです。

1800年代のアメリカで活躍したビリー・ザ・キッドの話ですが、この曲の物語はビリー・ザ・キッドをベースとした創作です。ビリー・ザ・キッドのイメージと言えば自由や反抗で西部劇でもこのテーマでもよく取り扱われたり古典的なアメリカのイメージの一つでもありますね。これは50年代頃の若者が自由を求め自身を探究し時には反抗も厭わないビート・ジェネレーションにも大きく影響を与えベビーブーム世代の多くの若者を伝播して現代にも引き継がれています。話は戻りますがストーリーはシンプルで面白くケレン味にあふれた劇場音楽のようなアレンジが楽曲を大胆にそして魅力的にしています。個人的に大好きで本当によく聞いています。ちなみ歌の最後は本人だと思います、ビリーは別のバーテンダーの名前を出して否定をしていますが。

和訳全文

エスバージニア州のウィーリングという町から
リボルバーを手にした少年がやってきた
その大胆な犯罪の日々は
リオグランデ川の東と西で伝説になった

彼はベストのポケットにコルトを隠し
コロラド州の銀行を襲った
その年齢と体格は銀行員を驚かせ
ビリー・ザ・キッドの噂が広まっていった

彼は決して長旅はしなかった
いつも一人で旅をしていて
ほどなく彼は多くの年老いたガンマンを凌いだ
彼には恋人も家もなかったが
カウボーイ達や牧場の人々は彼の名を知っていた

彼はユタ州からオクラホマ州まで強盗をしたが
警察は彼を捕まえる事は出来なかった
ビリー・ザ・キッドが町に来たときの事を
話すのが好きな人々に彼の伝説は愛された

ある寒い日、警官隊がビリーを捕らえ裁判官が言った 
「彼が行った犯罪の罰として絞首刑にしろ」
カウボーイ達や親族が絞首刑を見るために
ビリー・ザ・キッドの元へ海のように押し寄せた

彼は決して長旅はしなかった
いつも一人で旅をしていて
ほどなく彼は多くの年老いたガンマンを凌いだ
恋人はいなかったけれど
彼の名を刻むブートヒルの墓の下で
ついに家を見つけた

ロングアイランドオイスターベイと呼ばれる町から
6本入りのビールを手にした若者がやってきた
その大胆な犯罪の日々は
リオグランデ川の東と西で伝説となった

対訳

From a town known as Wheeling, West Virginia
Rode a boy with a six-gun in his hand
And his daring life of crime
Made him a legend in his time
East and West of the Rio Grande

エスバージニア州のウィーリングという町から
リボルバーを手にした少年がやってきた
その大胆な犯罪の日々は
リオグランデ川の東と西で伝説になった

Well he started with a bank in Colorado
In the pocket of his vest a Colt he hid
And his age and his size
Took the teller by surprise
And the word spread of Billy the Kid

彼はベストのポケットにコルトを隠し
コロラド州の銀行を襲った
その年齢と体格は銀行員を驚かせ
ビリー・ザ・キッドの噂が広まっていった

Well he never travelled heavy
Yes, he always rode alone
And he soon put many older guns to shame
Well he never had a sweetheart
And he never had a home
But the cowboys and the ranchers knew his name

彼は決して長旅はしなかった
いつも一人で旅をしていて
ほどなく彼は多くの年老いたガンマンを凌いだ
彼には恋人も家もなかったが
カウボーイ達や牧場の人々は彼の名を知っていた

Well he robbed his way from Utah to Oklahoma
And the law just could not seem to track him down
And it served his legend well
For the folks they love to tell
'Bout when Billy the Kid came to town

彼はユタ州からオクラホマ州まで強盗をしたが
警察は彼を捕まえる事は出来なかった
ビリー・ザ・キッドが町に来たときの事を
話すのが好きな人々に彼の伝説は愛された

One cold day a posse captured Billy
And the judge said, "String 'im up for what he did."
And the cowboys and their kin
Like the sea came pourin' in
To watch the hangin' of Billy the Kid

ある寒い日、警官隊がビリーを捕らえ裁判官が言った 
「彼が行った犯罪の罰として絞首刑にしろ」
カウボーイ達や親族が絞首刑を見るために
ビリー・ザ・キッドの元へ海のように押し寄せた

Well he never travelled heavy
Yes, he always rode alone
And he soon put many older guns to shame
Well he never had a sweetheart
Tho' he finally found a home
Underneath the Boot Hill grave that bears his name

彼は決して長旅はしなかった
いつも一人で旅をしていて
ほどなく彼は多くの年老いたガンマンを凌いだ
恋人はいなかったけれど
彼の名を刻むブートヒルの墓の下で
ついに家を見つけた

From a town known as Oyster Bay, Long Island
Rode a boy with a six-pack in his hand
And his daring life of crime
Made him a legend in his time
East and West of the Rio Grande

ロングアイランドオイスターベイと呼ばれる町から
6本入りのビールを手にした若者がやってきた
その大胆な犯罪の日々は
リオグランデ川の東と西で伝説となった