good words

Billy Joelが好きです。

Billy Joel - A Minor Variation 和訳

邦題は、ビリー・ジョエル「憂鬱なヴァリエーション」です。

曲について

1993年に発売された12th album「River of Dreams」に収録されています。

鬱について説明された曲です。とてもよく説明されています。的確です。本当に他の人から見るとかなり落ち込んでる、実際に落ち込んでいるのかもしれないけど自分の中ではそんなに大事ではなくていつものアレがやってきたくらいの感覚なんです。なんとか気を紛らわそうとして空元気になってみたり変な事をしてしまったり振り払おうとしただけなんですけどね。結局やり過ごすしかないんだと気付くんです。“pass me the wine”は文字通りワインが欲しいと言っているのですが安らぎが欲しいという解釈で良いと思います。そして予言的で怖いのですが数年後にビリーはアルコール依存症になって入院したり施設に入ったりしていて、予言というかその時からうつ状態の治療法としてアルコールを選んでいたんでしょうね、というのは推測ですが、何かで気を紛らわさないとやってられないという気持ちは非常によく分かるのでこの曲には凄く共感ですます。YouTubeでの再生数が現時点で17万再生というのは少なすぎませんか?ライブでも記録上1回ないんですよね、まぁとても陰鬱なのでライブではちょっと…というのもよく分かります。陰鬱で曲も些細な変化が繰り返されるわけですがブルースの味がよく出ていて馴染み深く、この詩によく合ってて鬱に引き込まれるような…。私自身うつ状態の時はビリーの曲を聴くのでよく助けてもらっています。ありがとうビリー。

和訳全文

時には憂鬱になる時もあって
それでも戦い続けようとする
負けるのは確実で、何故かって
君は僕がおかしいと思ってるよね
僕はそんな惨めな人間なんだけど
僕の悪い性格を責めることができる?
憂鬱な状態は何も新しいことではないし
何も問題ないよ、ただの些細な違いでしかないんだ

憂鬱が僕を見つけたいなら、それは難しくなくて
そいつらは僕がどこにいるか分かってるんだ
飢えた狼の群れのように餌の時間になると僕を引き裂く
それで今は何も問題がないんだから不思議だよね
そんな事が繰り返される
痛みもないし、いつもの事なんだけど
静寂は少しの慰めなんだ
僕はそれを些細な変化と呼ぶことにする

対抗する方法なんてないし
避ける方法だってない
取り去る事だって出来ない
どこにも隠れる場所はない
信じてほしい、憂鬱を振り払おうとしたんだ

痛みを感じないところまで来ている、もう十分だ
次にまた襲ってきても大丈夫なように強くなった
もう怖くはない決心した
狂ってるのかもしれない
その状態が分からないこともない
この憂鬱な状況が過ぎ去るまで…
ワインが欲しい、それは些細な変化なんだ

誰も干渉出来ないし
誰も心配しない
誰かの問題でもない
忘れられたら立ち直る術はない

それでも今は何も問題がないんだから不思議だよね
そんな事が繰り返される
痛みもないし、いつもの事なんだけど
静寂は少しの慰めなんだ
ワインが欲しい
それは些細な変化でしかないんだ

対訳

Some days I have to give right in to the blues
Despite how I try to keep fightin'
It's a sure shot I'm going to lose
And I'll tell you why
You think I'm crazy
It's such a sad composition
But can you blame me
For what's been causing my bad disposition?
Ain't nothing new with my blue situation
And nothing's fine, it's just a minor variation

時には憂鬱になる時もあって
それでも戦い続けようとする
負けるのは確実で、何故かって
君は僕がおかしいと思ってるよね
僕はそんな惨めな人間なんだけど
僕の悪い性格を責めることができる?
憂鬱な状態は何も新しいことではないし
何も問題ないよ、ただの些細な違いでしかないんだ

When troubles want to find me, I ain't hard to find
They know where I am
Like a hungry pack of wolves when it's feeding time
They tear up a man
And it's a strange thing
'Cause now it don't really matter
More of the same thing
Don't even hurt it's been part of the pattern
But still in all it's a small consolation
I just define it as a minor variation

憂鬱が僕を見つけたいなら、それは難しくなくて
そいつらは僕がどこにいるか分かってるんだ
飢えた狼の群れのように餌の時間になると僕を引き裂く
それで今は何も問題がないんだから不思議だよね
そんな事が繰り返される
痛みもないし、いつもの事なんだけど
静寂は少しの慰めなんだ
僕はそれを些細な変化と呼ぶことにする

Ain't now way to fight 'em darling
Ain't no way around 'em baby
Ain't now way to take 'em honey
Nowhere to hide and believe me I've tried to shake 'em

対抗する方法なんてないし
避ける方法だってない
取り去る事だって出来ない
どこにも隠れる場所はない
信じてほしい、憂鬱を振り払おうとしたんだ

I'm getting to the point where I don't feel the pain
And I've had enough
I'm ready for the next time it hits me again
'Cause I've gotten tough
It doesn't faze me
And now I've made my decision
I may be crazy
It's not as though I don't know that condition
Until I'm through with this blue situation
Pass me the wine, it's just a minor variation

痛みを感じないところまで来ている、もう十分だ
次にまた襲ってきても大丈夫なように強くなった
もう怖くはない決心した
狂ってるのかもしれない
その状態が分からないこともない
この憂鬱な状況が過ぎ去るまで…
ワインが欲しい、それは些細な変化なんだ

Ain't nobody's business, baby
Ain't nobody's worry darlin'
Ain't nobody's problem
No way to win when you've already been forgotten

誰も干渉出来ないし
誰も心配しない
誰かの問題でもない
忘れられたら立ち直る術はない

And it's a strange thing
'Cause now it don't really matter
More of the same thing
Don't even hurt, it's a part of the pattern
Until I'm through with this blue situation
Pass me the wine, it's just a minor variation

それでも今は何も問題がないんだから不思議だよね
そんな事が繰り返される
痛みもないし、いつもの事なんだけど
静寂は少しの慰めなんだ
ワインが欲しい
それは些細な変化でしかないんだ